5.フォーシーズンズ・プロヴァンス・リゾート
 
 今回の旅行のハイライトのとなったホテルがここです。「ラ・コロンブ・ドール」「ロワイヤル・リヴィエラ」そしてパリに新しく出来た「ヒルトン凱旋門」が、それぞれ個性的でどんなに魅力的であっても、です。

 当初、南フランスの旅の締めくくりにと、ニースの老舗「ホテル・ネグレスコ」を2泊予約していました。しかし、フォーシーズンズが南フランスに新しいホテルをオープンと聞いて、予約を変更しました。飛行機の関係で2泊しか出来ないのは残念でした・・・。(涙)

 自動車がなくてはいけないような田舎に、今年(2004年)になってから突然出現した巨大なホテル&リゾートです。何しろ、かつてショーン・コネリーが所有していた、モナコ公国より広い敷地の中に、2つのチャンピオンシップ・ゴルフコースと、全室スイートルームで、ひとつの建物が最大でも4室だけのプロヴァンス風「一軒家」タイプの建物が点在しています。スタンダードな部屋でも、ベッドルームと広いリビング、そしてデッキチェアが2つとテーブルセットが並ぶ広いテラス、そして勿論、各部屋ごとにTVがあって、こんな田舎でも?日本語TV放送も無料で見ることが出来ます。インターネットやTVゲームも部屋に常設、そしてバスルームは床暖房(内陸なので夏でも比較的涼しい)です。日本人客には、日本茶と浴衣まで用意してあります。そして、息子用に小さなバスローブとお菓子とおもちゃも!ママは、ロクシタン(L'Occitane)のバス・アメニティーが嬉しかったようです。 

 かつて泊まったバリ島の「フォーシーズンズ・ジンバラン・ベイ」も、各部屋がスイート様式の独立ヴィラで、各ヴィラごとにプライベートプールが付いていました。しかし、滞在の快適度は、こちらに軍配が上がりました。
玄関 テラス
リビング(日本茶のサービスと、子供用おもちゃとお菓子が) ベッドルーム
昼はリビングのソファーが→ 夜はヒロの為のベッドに!
早朝の静かなプール プロヴァンスの山並みと
プールの水は対岸へ流れ落ちます。 38℃のジャグジー(手前)と、流れ落ちるプールの水(奥)

 サーヴィスは世界中のフォーシーズンズと共通で、プールサイドでは「エヴィアン(ミネラルウォーター)」を無料サーヴィスしてもらえます。レストランの食事も美味しいですし(ここのオープンにあたって「レストラン・ムーラン・ド・ムージャン」当時☆☆からチーフを引き抜いた)、軽食でもまずまずなのはさすがです。子供用メニューやキッズ・プログラムの充実振りも嬉しいところです。

 ジャグジーや子供用のプールまで併設の、オリンピックプールより広いと言われるプールサイドでのんびりしていると、あっという間に一日が過ぎてしまいます。

 ここだけに全泊しても良かったかな?と、たった2泊しか出来ない私は後悔しました。(2005年に再度訪れる予定です。)

 立地的には、観光で訪れる方にはやや不便です。一番近い観光地、グラースまででさえ10数キロもあります。そしてまだ十分に草木が茂っていないようにも感じました。これから、リゾートとしてどのように完成していくか、大変楽しみです。
ラウンジ 突き出しのオリーヴが絶品!
本日のメインは魚です デザートも美味しい!
 
★このページの旅程★
8月15日(祝) 井上さんのガイドによる一日観光を終えて、
          フォーシーズンズ・プロヴァンス・リゾートへチェックイン
8月16日(月) 終日フリー(プールサイドでのんびりと。フォーシーズンズ・プロヴァンス・リゾート滞在)
8月17日(火) ホテルをチェックアウト、ニース・コートダジュール空港からパリへ。
 
   
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